ルート配送ドライバーの仕事と免許

一口にトラックドライバーと言っても、会社によって業務内容が異なります。大手配送業者などに多い代表的な業務がルート配送です。ルート配送は文字通り担当するエリアの顧客に荷物を届ける仕事です。商品の補充目的でコンビニを始めとしたお店に食料品などを運ぶ、個人が注文した荷物を届けるといった2種類の仕事に分けられます。お店への食料品の配送は1年を通して仕事量に変化はありませんが、個人宅への配送は年末年始や新年度など時期によって仕事量が変わるので注意が必要です。ルート配送の仕事で使用するトラックは普通自動車免許で運転できるので、キャリアや年齢が採用に影響され難いというメリットがあります。

長距離ドライバーの業務内容と必要免許

決められたエリアで仕事をするルート配送に対して、長距離ドライバーは離れた場所に荷物を送る仕事になります。走る距離は日によって変わるため、1日で往復できるケースもあれば、出発から帰社まで数日以上掛かる業務も少なくありません。長時間の運転による精神、体力的な負担が大きい反面、休憩や食事のタイミングを自分で決められる自由さは魅力と言えます。土地の名物料理を食べる、地方ならではの景色を満喫するなど、観光気分で仕事ができるのも長距離ドライバーならではの魅力です。運転するトラックは積載量の大きい車が中心のため、車両に対応した大型免許を取らなくてはいけません。車はサイズが大きくなるほど高い技術が求められるので、運転経験の有無が採用に影響することもあります。

トラックドライバーの求人に応募する前に、運転技術を向上させましょう。また、トラックドライバーは不規則な生活になりやすいため、体力作りをしておくことも大切です。